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小林よしのり
2024.1.12 18:45日々の出来事

星一徹は星飛雄馬を堂々と褒めた。その理由は?

今朝のケロ坊のブログは、今までのジャーナリスト記事で
一番面白かった。

さて、コロナワクチンを打った罪のない人が続々死んで
いく。(わしはそう思っている)
わしは打ってないから突然死ぬことはない。

だが70歳になったら、間違いなく、愕然と老化した。
緑内障で足元すら見えなくなったし、脚力の衰えは、
若者はもちろん、妻や秘書の歩きにも、全く追いつけ
ないほどの衰えである。
これが老人の実態だということは知らせておく。

60代はまったく問題はなかったのだ。
歩くのは好きだったし、踏切がカンカン鳴ったら、
遮断機が下りる前に一気に走り抜けていた。
70歳が分岐点だった。君たちもその日が来る。

唯一の希望が「歌謡曲を通して日本を語る」の練習だ。
カラオケの練習での往復、スタジオでも立って歌う
ことが、ようやくわしの脚力を維持している。
生放送のパートナーがチェブリン・モン子になった
のは、神の采配だろう。

最近、わしの活動を知って、音楽の素養のある人が
何人か連絡をとって来るようになったが、わしは断わる
ことにしている。
わしのパートナーは歌唱力や楽器の上手さだけが条件
ではない。
「介護」だ。介護の精神がなければ、わしとはやれない。
わしの老化を遅らせる人材でなければならないのだ。

チェブリン・モン子は常にやる気満々で、歌の練習も、
ピアノの練習もしているし、そのうえMCの能力も上げ
ようとしている。
わしの「介護」にも気を配りながら。

わしがチェブリンを褒めるのは、やむを得ないから嫉妬
しても無駄だ。
星一徹はチームの中で堂々と星飛雄馬を褒めた。
それは息子だからじゃなかったのだ!
努力と能力が群を向いていたからだ。
わしは昭和の男で、スパルタ教育だからな。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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